フテブテしくなれなかった人の末路
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みなさん、こんにちは!
今回は「フテブテしくなれなかった人の末路」について書こうと思います。
ふと今朝思い出したんです。前職の会社の先輩を!
必ず定時に帰る、仕事の処理能力が激早な先輩。
地方に1年異動になって帰ってきて再会したときは、ちょっと違和感を感じた。
さらに自分が異動した職場に、その先輩が異動してきて再び会ったときには、完全に別人のようになっていた。
あの頃の精彩さがまるでなくなってしまっていた。
完全に過去の失敗で自信を無くしてしまっていた。
そして鬱病で医者にかかっていることを人伝に聞いたんだ。
その数年後、その先輩が1年だけ異動して在籍した部署に、俺も3年いた。
先輩が鬱病になった原因がそこにあることがわかった。
その職場は圧倒的に仕事量が、他部署と比較しても多かった。
各々が自分の業務で手一杯のため、自分のことだけで精一杯!
処理を誤ると、軌道修正のために仕事量は倍増する。
人一倍真面目で、周囲の人に迷惑と時間をかけたくないと思った先輩は、自分一人で解決しようと問題が発生しても抱え込んでしまったのも理解した。
プライドも高かったから、周囲に心配されても素直に頼ることもできなかったんだろうと、容易に想像できた。
それが最悪の事態を招いてしまい、ある時から出社して来なくなったと聞いた。
鬱病になる人に多いのは、やはり「真面目すぎる人」で「プライドが高くて人の目を気にする人」なんだと思う。
決して悪いことではないし、むしろ日本人としての美学がそこにはある。
がしかし、その環境には合っていなかっただけの話だ。
では、その環境に合った生き方とは?
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そうです!フテブテしく生きることです。
自分一人で抱え込むことなく、人に遠慮しないで図々しく自分のためを最優先して、問題解決するために人を頼る!
自分が病む必要なんてないんです!
結局はその職場が、なんの問題解決もしないまま、社員に負担を掛けているのですから!
その職場の管理職の責任だし、会社の責任のはずなんだけど、見えない圧力で、本人の責任だと感じさせる風潮があった。
組織としては当然その方が、「楽」ですよね!
その見えない圧力で、俺も死にかけたんですよね!
そうそして、俺は入院した。
では逆に、メンタルが強いがために先に身体を壊してしまうパターンを話そうと思います。
先輩と同じように、当時20年ほど若かった俺自信も、クソ真面目でプライドが高くって、人に頼れない性格だった。
会社や上司に尽くすことを本望とし、残業代は自己鍛錬のため何だから、なくても良い!なんて見事に会社にとって「都合良き人間」に見えない圧力で洗脳された「俺」がかつて存在していた。
朝から終わりが見えない業務を終電がなくなるまで永遠とこなし、深夜に残っている連中で社用車で帰宅するという、見事な「社畜っぶり」を発揮していた。
本来ならば、そういった環境を改善するのが企業として当たり前のタスク(しなければならない義務)のはずだが、腐敗しきった状況に蓋をして見えなくするといった考え方は、当時も現在も変わることはなかった。
そんなまともに睡眠時間も取れない環境で2年程経過した頃、身体に異変が生じた。
妻と一緒に美容院に出掛けていた日のことだった。
先にカットを済ませた俺は、店の近くの駅周辺を探索していた。
その時だ、いきなり息が出来なくなったんだ!
地上で溺れる!とはまさにこのこと。
たまらずその場でうずくまり、「こんなとこで俺は死ぬんか1?」と結婚したばかりの嫁さんを一人ぼっちにして、置き去りにしてしまうことに、言いようの無い悔しさが込み上げてきた。
何のために俺は今までずっと頑張ってきたんだ?
俺が生まれてきた使命は何もなかったんか?
そして次々と湧き上がってくる後悔の念!
そのうち、潰れなかった片肺が機能しだして、症状は回復した。
しかし翌日、入院が確定し1ヶ月で退院するも、職場復帰に焦った結果、正常だった片肺もパンクさせ、すぐに2度目の入院になり、しかも手術(option)付きにまでなってしまった。
今でも脳裏に焼きついているよ、入院病棟5階から見下ろした桜並木。
最高の季節なのに、身体の一部だけが故障しているだけなのに、日常の生活ができない苛立ち。
またBIKE(バイク)に乗れるようになるんだろうかと思う不安。
社畜精神で得られたものは、身体の破壊とこのままの生き方が正しいことないことに気付いたことだった。
入院して2ヶ月以上寝たきりで、10キロ以上増量して筋肉量が激減した退院後の自分の身体は、もはや思い通りに動かせる代物ではなかった。
失ったものは大きいが、身体を鍛えようと思い返したのがかけがえのない収穫でもあった。
ワンフロアー階段を登るだけで、息切れが止まらない残念な肉体も、当時流行っていた「ビリーブートキャンプ」を毎日やり始め、肉体改造が進行していった。
それからこの経験を活かして、自分の身体を守るために、フテブテしく生きることを決意したんだよ!
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