この仕組まれた自由から脱出するために
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さて前回は、約束を簡単に破る会社組織に嫌気がさして、いよいよ複業を始めることを書きました。
前回の記事はこちら
そうなんです。
いよいよスーパーカブカスタム90(角目)の出番がやって来ました。
思い起こせば、2012年11月に東京奥多摩の「大麦大園地駐車場」で出会ったバイク乗りの一人に譲り受けたのが、この「角目カブ」。
当時は東日本大震災の復興工事が始まり出した頃で、翌12月から俺も仙台に転勤で引っ越して復興事業に参加することになっていた。
そのバイク乗りの彼は、「この『カブ』を復興事業に役立てて欲しい!」と言って譲りたがっていた。
正直な話、復興事業と言っても復興住宅の建設に携わる仕事なので、スーパーカブは別に必要ではないし、それに「角目」はおっさん臭くてカッコ悪いからいらないよ!と何度もお断りしていた。
それでも何故か「もらってくれ!」の一点張り。
しょうがないので、奥多摩から埼玉の自宅まで着いて来ることができたら、頂くことを条件に、共に埼玉へ向かうことになった。
こちらは1200ccだし、向こうは90cc。
排気量は約13倍、馬力だって14倍の差がある。
途中ではぐれて、着いて来れなくなるだろうとタカをくくっていたのだが、引き離しても交差点で追いつかれてしまう。
そんな調子でとうとう自宅まで着いて来てしまった!
約束なので、ありがたく頂戴することにして、彼を自宅まで車で送った。
後日、彼は「スーパーカブ」で再び現れた。
丸目のスーパーカブ90だった・・・
彼もやはり角目はダサいと思っていたのだろうか・・・
でも角目を下取りに出して、丸目を買い直した訳ではないので、彼なりの復興への寄附だったのだろう。
しかしそのスーパーカブは復興事業で活躍するわけではなく、数年後の複業で圧倒的な活躍をしてくれることになった。
前置きが長くなりすぎてしまいましたが、その複業とは「フード・デリバリー」のことです。
学生の頃、原付(ヤマハメイト50)で新聞配達をしていた経験もあって、配達することは好きだったし、当然バイクに乗ることも好きだ。
ただ問題があるとすれば、俺は極度の方向音痴で、しかもUターンしてルートをやり直すことも嫌いだし、同じ道を何度も走っても覚えない。
だから、新聞配達のルートを覚えることには、ものすごく努力した記憶がある。
でも、現在はスマホでルートを案内してくれるから、俺の弱点をカバーしてくれる。
つまり、フードデリバリーは方向音痴でもできるのだ。
しかし、誰しも初めてすることが、最初から上手く行くとは限らない。
地図アプリの通りのお届け先が全然違っていたり、とんでもないお客さんに巡り会ったり、お届け先が無人だったり等・・・
でも経験値を積んで、実績が上がってくると、会社にぶら下がらなくても生きていく自信が湧いてくる。
そして何より、1年で体重が10キロ減り、走行距離4万キロを超えた辺りからスーパーカブのエンジンの調子が抜群に良くなり、極寒からの温泉+サウナの楽しみ方が倍増した。
最後に一言だけ、会社は貴方を守ってはくれない。
自分を守ることができるのは自分だけ。
その会社が自社の都合だけを考えて作った就業規則を、普段の生活の苦しみを耐えながら守る価値は本当にありますか?
苦しんでいる貴方を会社はなんとかしてくれますか?
残念ながら、俺にはNOでした。
仕組まれた自由からの脱出はここからはじまる。
こんなはです
たっつんさんの愛車→スーパーカブカスタム90(角目)のたくさんあるエピソードのひとつに出会いにそんなエピソードがあったとはスピリチュアル!まるでスーパーカブカスタム90自らたっつんさんの処に来たかったようですね。
そんなバイクが今ではなくてはならない愛車の一台になってるんですよね。
良き事も悔しい事も寂しい事も一緒にいる仲間ですね。
わくわくするブログです
まるはなさん!
ファーストコメントありがとうございます
10年前はオッサン臭くてカッコ悪!って思っていたこのカブ(角目)も、今じゃ機能美の集大成でダサカッコ良!に歳をとると共に価値観も大分変わりました・・・
また、更新していきますんで、ワクワクしてお待ちくださいね!